仲間と認め合うことで
自己肯定感が高くなる

私たちはこれまで、2,000人を越える子どもたちに指導をしてきて、話が上手く聞けない子や運動が苦手な子、協力するのが不得手な子等、様々な子どもに会いました。

ある一人の子が教えてくれました。「僕は学校での体育は好きじゃないけど、作戦を考えることが好きだからフラッグフットボールをやっているんだ」と。（彼は学校でも勉強を頑張っているようでした。）
またある子は「いっぱい走るの好きだし、鬼ごっこが好きだからフラッグが好きなんだ。」と教えてくれました。

私たちは、子どもに"自分の自信を持てること"を見つけて欲しくて、"自分の良さ"を伸ばして欲しくて指導を続けています。一人一人の子どもとちゃんと向き合い"存在"を認め、そして子どもの"行動"を褒める（時には本気で叱る）。

フラッグフットボールで得点が入る時、一人一人に役割があります。作戦を考える人、ボールを持つ人、ボールを持つフリをする人、ボールを進める壁役をする人。。
だから得点した時は、一人一人のできたことを認めてあげる。そしてお互い「ありがとう」を伝えるようにする。自分の行動が結果につながったことや仲間と一緒に取り組んで得た結果が、"自分の存在意義"や"達成感"に繋がるから。フラッグフットボールはそんなことが得られるスポーツです。

お互いの目を見て大きな声で挨拶する、途中であきらめないで最後までやり抜く、それは仲間のためであり、自分のため。
まずは当たり前のことをやることから子ども達と約束しています。